賃貸の原状回復義務2とは

賃貸の原状回復義務2

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は、賃貸家屋の明渡し時のトラブル増加を受けて、当時の建設省が平成10年3月にとりまとめ、その後、国土交通省住宅局が改訂版として公表しました。このガイドラインでは、賃貸に関する原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・段損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担としています。そして、「通常の使用」についても、具体的事例をあげて賃貸人と賃借人の負担の考え方を明確にしました。ただし、このガイドラインは、あくまでも一般的な基準であって、その使用を強制するものではなく、賃貸借契約締結時において参考にするものにすぎず、「既に賃貸借契約を締結されている方は、一応、現在の契約書が有効なものと考えられますので、契約内容に沿った取扱いが原則です」と明記されています。平成16年9月に、「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」を作成し、条例で説明を義務付けた退去時の復旧と人居中の修繕における賃貸人・賃借人の費用負担などの基本的な考え方を示すなどしています。

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